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authorshela <shelaf@users.noreply.github.com>2020-08-01 11:08:43 +0900
committerGitHub <noreply@github.com>2020-07-31 19:08:43 -0700
commitf8a24013700d58c1818e9bec7dd6195d0225a474 (patch)
treee3071437decf03854ec1519e4f5c267a6e6ec218 /docs
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index a407066a5..3e1529706 100644
--- a/docs/ja/newbs_flashing.md
+++ b/docs/ja/newbs_flashing.md
@@ -2,27 +2,53 @@
2 2
3<!--- 3<!---
4 grep --no-filename "^[ ]*git diff" docs/ja/*.md | sh 4 grep --no-filename "^[ ]*git diff" docs/ja/*.md | sh
5 original document: ed0575fc8:docs/newbs_flashing.md 5 original document: 0.9.44:docs/newbs_flashing.md
6 git diff ed0575fc8 HEAD -- docs/newbs_flashing.md | cat 6 git diff 0.9.44 HEAD -- docs/newbs_flashing.md | cat
7--> 7-->
8 8
9カスタムファームウェアは出来たので、キーボードに書き込みたくなるでしょう/フラッシュしたくなるでしょう。 9カスタムファームウェアは出来たので、キーボードに書き込みたくなるでしょう/フラッシュしたくなるでしょう。
10 10
11## キーボードを DFU (Bootloader) モードにする
12
13カスタムファームウェアを書き込むには、最初にキーボードを普段とは違う特別な状態、フラッシュモードにする必要があります。
14このモードでは、キーボードはキーボードとしての機能を果たしません。
15ファームウェアの書き込み中にキーボードのケーブルを抜いたり、書き込みプロセスを中断したりしないことが非常に重要です。
16
17キーボードによって、この特別なモードに入る方法は異なります。
18PCB が現在 QMK、TMK、PS2AVRGB (Bootmapper Client) を実行しており、キーボードメーカーから具体的な指示が与えられていない場合は、次を順番に試してください。
19
20* 両方のシフトキーを押しながら、`Pause` キーを押す
21* 両方のシフトキーを押しながら、`B` キーを押す
22* キーボードのケーブルを抜いて、スペースバーと `B` を同時に押しながら、キーボードを再び接続し、1秒待ってからキーを放す
23* キーボードのケーブルを抜いて、左上か左下のキー(通常は Escape か左 Control)を押しながらキーボードを接続する
24* 通常、PCB の裏側に付けられている物理的な `RESET` ボタンを押す
25* PCB 上の `RESET` か `GND` のラベルの付いたヘッダピンを探し、PCB 接続中にそれらを互いにショートする
26
27上記を全て試してもうまくいかず、基板のメインチップに `STM32` と表示されている場合、これは少し複雑になる可能性があります。通常、最善の方法は [Discord](https://discord.gg/Uq7gcHh) で助けを求めることです。おそらく基板の写真をいくつか求められるでしょう。あらかじめそれらを準備することができれば物事を進めるのに役立ちます!
28
29それ以外の場合は、QMK Toolbox で次のような黄色のメッセージが表示されます:
30
31```
32*** DFU device connected: Atmel Corp. ATmega32U4 (03EB:2FF4:0000)
33```
34
35そして、このブートローダデバイスはデバイスマネージャーやシステム情報.app、`lsusb` にも表示されます。
36
11## QMK Toolbox を使ってキーボードに書き込む 37## QMK Toolbox を使ってキーボードに書き込む
12 38
13キーボードに書き込む最も簡単な方法は [QMK Toolbox](https://github.com/qmk/qmk_toolbox/releases) を使うことです。 39キーボードに書き込む最も簡単な方法は [QMK Toolbox](https://github.com/qmk/qmk_toolbox/releases) を使うことです。
14 40
15ただし、QMK Toolbox は、現在は Windows と macOS でしか使えません。 41ただし、QMK Toolbox は、現在は Windows と macOS でしか使えません。
16Linux を使用している場合(および、コマンドラインでファームウェアを書き込みたい場合)は、下の方で概説する[方法](ja/newbs_flashing.md#flash-your-keyboard-from-the-command-line)で行なう必要があります。 42Linux を使用している場合(および、コマンドラインでファームウェアを書き込みたい場合)は、[コマンドラインからキーボードを書き込む](#flash-your-keyboard-from-the-command-line)節まで進んでください。
17 43
18### QMK Toolbox にファイルをロードする 44### QMK Toolbox にファイルをロードする
19 45
20まず QMK Toolbox アプリケーションを起動します。 46まず QMK Toolbox アプリケーションを起動します。
21Finder またはエクスプローラーでファームウェアのファイルを探します。 47Finder またはエクスプローラーでファームウェアのファイルを探します。
22ファは `.hex` または `.bin` のどちらかの形式です。 48ボードのェア `.hex` または `.bin` のどちらかの形式です。
23ビルド時に QMK は、キーボードに適した形式のものを `qmk_firmware` のトップフォルダにコピーしているはずです。 49ビルド時に QMK は、キーボードに適した形式のものを `qmk_firmware` のトップフォルダにコピーしているはずです。
24 50
25Windows か macOS を使用しているときは現在のファームウェアフォルダをエクスプローラーか Finder で簡単に開くためのコマンドがあります。 51Windows か macOS を使用している場合、現在のフォルダをエクスプローラーか Finder で簡単に開くためのコマンドがあります。
26 52
27#### Windows 53#### Windows
28 54
@@ -36,365 +62,66 @@ start .
36open . 62open .
37``` 63```
38 64
39ファームウェアファイルは常に以下の命名形式に従っています 65ファームウェアファイルは常に以下の命名形式に従っています:
40 66
41``` 67```
42<keyboard_name>_<keymap_name>.{bin,hex} 68<keyboard_name>_<keymap_name>.{bin,hex}
43``` 69```
44 70
45例えば、`plank/rev5` の `default` キーマップのファイル名は以下のようになります 71例えば、`plank/rev5` の `default` キーマップのファイル名は以下のようになります:
46 72
47``` 73```
48planck_rev5_default.hex 74planck_rev5_default.hex
49``` 75```
50 76
51ファームウェアファイルを見つけたら、QMK Toolbox の "Local file" ボックスにドラッグするか、"Open" をクリックしてファームウェアファイルを指定します。 77ファームウェアファイルを見つけたら、QMK Toolbox の "Local file" ボックスにドラッグするか、"Open" をクリックしてファームウェアファイルが格納されている場所を指定します。
52
53### キーボードを DFU (Bootloader) モードにする
54
55ファームウェアを書き込むには、キーボードを普段とは違う特別な状態、フラッシュモードにする必要があります。
56このモードでは、キーボードはキーボードとしての機能をはたしません。
57ファームウェアの書き込み中にキーボードのケーブルを抜いたり、書き込みプロセスを中断したりしないことが非常に重要です。
58
59キーボードによって、この特別なモードに入る方法は異なります。
60キーボードが現在 QMK または TMK を実行しており、キーボードメーカーから具体的な指示が与えられていない場合は、次を順番に試してください。
61
62* 両方のシフトキーを押しながら、`Pause` キーを押す
63* 両方のシフトキーを押しながら、`B` キーを押す
64* キーボードのケーブルを抜いて、スペースバーとBを同時に押しながら、キーボードを再び接続し、1秒待ってからキーを放す
65* 基板(PCB)に付けられている物理的な `RESET` ボタンを押す
66* PCB 上の `BOOT0` か `RESET` のラベルの付いたヘッダピンを探し、PCB 接続中にそれらを互いにショートする
67
68うまくいけば、QMK Toolbox に次のようなメッセージが表示されます。
69
70```
71*** Clueboard - Clueboard 66% HotSwap disconnected -- 0xC1ED:0x2390
72*** DFU device connected
73```
74 78
75### キーボードへの書き込み 79### キーボードへの書き込み
76 80
77QMK Toolbox の `Flash` ボタンをクリックします。 81QMK Toolbox の `Flash` ボタンをクリックします。次のような出力が表示されます。
78次のような出力が表示されます。
79 82
80``` 83```
81*** Clueboard - Clueboard 66% HotSwap disconnected -- 0xC1ED:0x2390 84*** DFU device connected: Atmel Corp. ATmega32U4 (03EB:2FF4:0000)
82*** DFU device connected
83*** Attempting to flash, please don't remove device 85*** Attempting to flash, please don't remove device
84>>> dfu-programmer atmega32u4 erase --force 86>>> dfu-programmer.exe atmega32u4 erase --force
85 Erasing flash... Success 87 Erasing flash... Success
86 Checking memory from 0x0 to 0x6FFF... Empty. 88 Checking memory from 0x0 to 0x6FFF... Empty.
87>>> dfu-programmer atmega32u4 flash /Users/skully/qmk_firmware/clueboard_66_hotswap_gen1_skully.hex 89>>> dfu-programmer.exe atmega32u4 flash "D:\Git\qmk_firmware\gh60_satan_default.hex"
88 Checking memory from 0x0 to 0x55FF... Empty. 90 Checking memory from 0x0 to 0x3F7F... Empty.
89 0% 100% Programming 0x5600 bytes... 91 0% 100% Programming 0x3F80 bytes...
90 [>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>] Success 92 [>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>] Success
91 0% 100% Reading 0x7000 bytes... 93 0% 100% Reading 0x7000 bytes...
92 [>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>] Success 94 [>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>] Success
93 Validating... Success 95 Validating... Success
94 0x5600 bytes written into 0x7000 bytes memory (76.79%). 96 0x3F80 bytes written into 0x7000 bytes memory (56.70%).
95>>> dfu-programmer atmega32u4 reset 97>>> dfu-programmer.exe atmega32u4 reset
96 98
97*** DFU device disconnected 99*** DFU device disconnected: Atmel Corp: ATmega32U4 (03EB:2FF4:0000)
98*** Clueboard - Clueboard 66% HotSwap connected -- 0xC1ED:0x2390
99``` 100```
100 101
101## コマンドラインでファームウェアを書き込む :id=flash-your-keyboard-from-the-command-line 102## コマンドラインでファームウェアを書き込む :id=flash-your-keyboard-from-the-command-line
102 103
103これは、以前のものと比較して非常に単純になりました。 104これは、以前のものと比較して非常に単純になりました。
104ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いてビルドコマンドを実行します。 105ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いて書き込みコマンドを実行します:
105 106
106 make <my_keyboard>:<my_keymap>:flash 107 qmk flash
107 108
108たとえば、キーマップの名前が xyverz で、rev5 planck のキーマップを作成している場合、次のコマンドを使用します。 109もし CLI でキーボードやキーマップ名を設定していない場合や、複数のキーボードを持っている場合、キーボードとキーマップを指定することができます:
109 110
110 make planck/rev5:xyverz:flash 111 qmk flash -kb <my_keyboard> -km <my_keymap>
111 112
112これにより、キーボードの構成が確認され、指定されたブートローダに基づいてキーボードへの書き込みが試行されます。 113これはキーボードの設定を確認し、指定されたブートローダに基づいて書き込もうとします。これはどのブートローダをキーボードが使っているか知る必要がないことを意味します。単にコマンドを実行し、コマンドに重い仕事をさせましょう。
113これはあなたがキーボードが使用するブートローダを知る必要がないことを意味します。
114コマンドをただ実行して、コマンド自身に難しい処理を任せます。
115 114
116ただし、これはキーボードごとに設定されているブートローダに依存します。 115ただし、これはキーボードごとに設定されているブートローダに依存します。
117もしこの情報が設定されていない場合、または使用しているキーボードのファームウェアの書き込みにサポートしていないターゲットが設定されている場合、次のエラーが表示されます。 116もし、この情報が設定されていない場合、または、使用しているキーボードが、ファームウェア書き込みでサポートされているターゲットを持っていない場合、次のエラーが表示されます:
118 117
119 WARNING: This board's bootloader is not specified or is not supported by the ":flash" target at this time. 118 WARNING: This board's bootloader is not specified or is not supported by the ":flash" target at this time.
120 119
121この場合、あなたは明示的にブートローダを指定する方法を使わなければなりません。 120この場合、あなたは明示的にブートローダを指定する方法を使わなければなりません。詳細は、[ファームウェアのフラッシュ](ja/flashing.md) ガイドを参照してください。
122
123ブートローダは主に 5 種類のものが使われています。
124Pro Micro とそのクローンは Caterina を、Teensy は HalfKay を、OLKB の AVR ボードは QMK-DFU を、その他の ATmega32U4 ボードは DFU を、そして多くの ARM ボードは ARM DFU を使います。
125
126より詳しいブートローダの情報は、[Flashing Instructions and Bootloader Information](ja/flashing.md) にあります。
127
128使用しているブートローダがわかっているならば、ファームウェアをコンパイルするときに、実は `make` コマンドにブートローダを指定するテキストを追加して、書き込みプロセスを自動化できます。
129
130### DFU
131
132DFU ブートローダの場合、ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いてビルドコマンドを実行します。
133
134 make <my_keyboard>:<my_keymap>:dfu
135
136たとえば、キーマップの名前が xyverz で、rev5 planck のキーマップを作成している場合、次のコマンドを使用します。
137
138 make planck/rev5:xyverz:dfu
139
140コンパイルが終了すると、以下の出力になるはずです。
141
142```
143Linking: .build/planck_rev5_xyverz.elf [OK]
144Creating load file for flashing: .build/planck_rev5_xyverz.hex [OK]
145Copying planck_rev5_xyverz.hex to qmk_firmware folder [OK]
146Checking file size of planck_rev5_xyverz.hex
147 * File size is fine - 18574/28672
148 ```
149
150ここまでくると、ビルドスクリプトは5秒ごとに DFU ブートローダを探します。
151デバイスが見つかるか、あなたがキャンセルするまで、以下を繰り返します。
152
153 dfu-programmer: no device present.
154 Error: Bootloader not found. Trying again in 5s.
155
156これを実行したら、コントローラーをリセットする必要があります。
157そして下のような出力が表示されます。
158
159```
160*** Attempting to flash, please don't remove device
161>>> dfu-programmer atmega32u4 erase --force
162 Erasing flash... Success
163 Checking memory from 0x0 to 0x6FFF... Empty.
164>>> dfu-programmer atmega32u4 flash /Users/skully/qmk_firmware/clueboard_66_hotswap_gen1_skully.hex
165 Checking memory from 0x0 to 0x55FF... Empty.
166 0% 100% Programming 0x5600 bytes...
167 [>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>] Success
168 0% 100% Reading 0x7000 bytes...
169 [>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>] Success
170 Validating... Success
171 0x5600 bytes written into 0x7000 bytes memory (76.79%).
172>>> dfu-programmer atmega32u4 reset
173```
174
175?> `dfu-programmer:no device present` など、これに関する問題がある場合は、[よくある質問](ja/faq_build.md) を参照してください。
176
177#### DFU コマンド
178
179ファームウェアを DFU デバイスに書き込むために使用できる DFU コマンドがいくつかあります。
180
181* `:dfu` - これが通常のオプションで、DFU デバイスが使用可能になるまで待機したのちファームウェアを書き込みます。5秒ごとに、DFU デバイスが存在するかチェックしています。
182* `:dfu-ee` - 通常の hex ファイルの代わりに `eep` ファイルを書き込みます。これを使用するのはまれです。
183* `:dfu-split-left` - デフォルトオプション (`:dfu`) と同様に、通常のファームウェアが書き込まれます。ただし、分割キーボードの「左側の」 EEPROM ファイルも書き込まれます。_これは、Elite C ベースの分割キーボードに最適です。_
184* `:dfu-split-right` - デフォルトオプション (`:dfu`) と同様に、通常のファームウェアが書き込まれます。ただし、分割キーボードの「右側の」EEPROM ファイルも書き込まれます。_これは、Elite C ベースの分割キーボードに最適です。_
185
186
187### Caterina
188
189Arduino ボードとそれらのクローンの場合(たとえば SparkFun ProMicro)、ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いてビルドコマンドを実行します。
190
191 make <my_keyboard>:<my_keymap>:avrdude
192
193たとえば、キーマップの名前が xyverz で、rev2 Lets Split のキーマップを作成している場合、次のコマンドを使用します。
194
195 make lets_split/rev2:xyverz:avrdude
196
197ファームウェアのコンパイルが完了すると、以下のように出力されます。
198
199```
200Linking: .build/lets_split_rev2_xyverz.elf [OK]
201Creating load file for flashing: .build/lets_split_rev2_xyverz.hex [OK]
202Checking file size of lets_split_rev2_xyverz.hex [OK]
203 * File size is fine - 27938/28672
204Detecting USB port, reset your controller now..............
205```
206
207この時点で、キーボードをリセットすると、スクリプトがブートローダを検出し、キーボードに書き込みます。出力は次のようになります。
208
209```
210Detected controller on USB port at /dev/ttyS15
211
212Connecting to programmer: .
213Found programmer: Id = "CATERIN"; type = S
214 Software Version = 1.0; No Hardware Version given.
215Programmer supports auto addr increment.
216Programmer supports buffered memory access with buffersize=128 bytes.
217
218Programmer supports the following devices:
219 Device code: 0x44
220
221avrdude.exe: AVR device initialized and ready to accept instructions
222
223Reading | ################################################## | 100% 0.00s
224
225avrdude.exe: Device signature = 0x1e9587 (probably m32u4)
226avrdude.exe: NOTE: "flash" memory has been specified, an erase cycle will be performed
227 To disable this feature, specify the -D option.
228avrdude.exe: erasing chip
229avrdude.exe: reading input file "./.build/lets_split_rev2_xyverz.hex"
230avrdude.exe: input file ./.build/lets_split_rev2_xyverz.hex auto detected as Intel Hex
231avrdude.exe: writing flash (27938 bytes):
232
233Writing | ################################################## | 100% 2.40s
234
235avrdude.exe: 27938 bytes of flash written
236avrdude.exe: verifying flash memory against ./.build/lets_split_rev2_xyverz.hex:
237avrdude.exe: load data flash data from input file ./.build/lets_split_rev2_xyverz.hex:
238avrdude.exe: input file ./.build/lets_split_rev2_xyverz.hex auto detected as Intel Hex
239avrdude.exe: input file ./.build/lets_split_rev2_xyverz.hex contains 27938 bytes
240avrdude.exe: reading on-chip flash data:
241
242Reading | ################################################## | 100% 0.43s
243
244avrdude.exe: verifying ...
245avrdude.exe: 27938 bytes of flash verified
246
247avrdude.exe: safemode: Fuses OK (E:CB, H:D8, L:FF)
248
249avrdude.exe done. Thank you.
250```
251うまくいかない時は、以下のようにする必要があるかもしれません。
252
253 sudo make <my_keyboard>:<my_keymap>:avrdude
254
255
256#### Caterina コマンド
257
258ファームウェアを DFU デバイスに書き込むために使用できる DFU コマンドがいくつかあります。
259
260* `:avrdude` - これが通常のオプションで、Caterina デバイスが(新しい COM ポートを検出して)使用可能になるまで待機し、ファームウェアを書き込みます。
261* `:avrdude-loop` - これは `:avrdude` と同じです。ただし書き込みが終了すると再び Caterina デバイスの書き込み待ちに戻ります。これは何台ものデバイスへの書き込みに便利です。_Control+C を押して、手動でこの繰り返しを終了させる必要があります。_
262* `:avrdude-split-left` - デフォルトオプション(`:avrdude`)と同様に通常のファームウェアが書き込まれます。ただし、分割キーボードの「左側の」EEPROM ファイルもフラッシュされます。 _これは、Pro Micro ベースの分割キーボードに最適です。_
263* `:avrdude-split-right` - デフォルトオプション(`:avrdude`)と同様に通常のファームウェアが書き込まれます。ただし、分割キーボードの「右側の」EEPROM ファイルもフラッシュされます。 _これは、Pro Micro ベースの分割キーボードに最適です。_
264
265### HalfKay
266
267PJRC デバイス(Teensy シリーズ)の場合、ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いてビルドコマンドを実行します。
268
269 make <my_keyboard>:<my_keymap>:teensy
270
271たとえば、キーマップの名前が xyverz で、Ergodox または Ergodox EZ のキーマップを作成している場合、次のコマンドを使用します。
272
273 make ergodox_ez:xyverz:teensy
274
275ファームウェアのコンパイルが完了すると、以下のように出力されます。
276
277```
278Linking: .build/ergodox_ez_xyverz.elf [OK]
279Creating load file for flashing: .build/ergodox_ez_xyverz.hex [OK]
280Checking file size of ergodox_ez_xyverz.hex [OK]
281 * File size is fine - 25584/32256
282 Teensy Loader, Command Line, Version 2.1
283Read "./.build/ergodox_ez_xyverz.hex": 25584 bytes, 79.3% usage
284Waiting for Teensy device...
285 (hint: press the reset button)
286 ```
287
288この時点で、キーボードをリセットします。すると、次のような出力が表示されます。
289
290 ```
291 Found HalfKay Bootloader
292Read "./.build/ergodox_ez_xyverz.hex": 28532 bytes, 88.5% usage
293Programming............................................................................................................................................................................
294...................................................
295Booting
296```
297
298### STM32 (ARM)
299
300主な ARM ボード (Proton C, Planck Rev 6, Preonic Rev 3 を含む)の場合、ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いてビルドコマンドを実行します。
301
302 make <my_keyboard>:<my_keymap>:dfu-util
303
304たとえば、キーマップの名前が xyverz で、Planck Revision 6 のキーマップを作成している場合、次のコマンドを使用し、(コンパイルが終わる前に)キーボードを再起動してブートローダを起動します:
305
306 make planck/rev6:xyverz:dfu-util
307
308ファームウェアのコンパイルが完了すると、以下のように出力されます。
309
310```
311Linking: .build/planck_rev6_xyverz.elf [OK]
312Creating binary load file for flashing: .build/planck_rev6_xyverz.bin [OK]
313Creating load file for flashing: .build/planck_rev6_xyverz.hex [OK]
314
315Size after:
316 text data bss dec hex filename
317 0 41820 0 41820 a35c .build/planck_rev6_xyverz.hex
318
319Copying planck_rev6_xyverz.bin to qmk_firmware folder [OK]
320dfu-util 0.9
321
322Copyright 2005-2009 Weston Schmidt, Harald Welte and OpenMoko Inc.
323Copyright 2010-2016 Tormod Volden and Stefan Schmidt
324This program is Free Software and has ABSOLUTELY NO WARRANTY
325Please report bugs to http://sourceforge.net/p/dfu-util/tickets/
326
327Invalid DFU suffix signature
328A valid DFU suffix will be required in a future dfu-util release!!!
329Opening DFU capable USB device...
330ID 0483:df11
331Run-time device DFU version 011a
332Claiming USB DFU Interface...
333Setting Alternate Setting #0 ...
334Determining device status: state = dfuERROR, status = 10
335dfuERROR, clearing status
336Determining device status: state = dfuIDLE, status = 0
337dfuIDLE, continuing
338DFU mode device DFU version 011a
339Device returned transfer size 2048
340DfuSe interface name: "Internal Flash "
341Downloading to address = 0x08000000, size = 41824
342Download [=========================] 100% 41824 bytes
343Download done.
344File downloaded successfully
345Transitioning to dfuMANIFEST state
346```
347
348#### STM32 コマンド
349
350ファームウェアを STM32 デバイスに書き込むために使用できる DFU コマンドがいくつかあります。
351
352* `:dfu-util` - STM32 デバイスに書き込むためのデフォルトコマンドで、STM32 ブートローダが見つかるまで待機します。
353* `:dfu-util-split-left` - デフォルトのオプション (`:dfu-util`) と同様に、通常のファームウェアが書き込まれます。 ただし、分割キーボードの「左側の」EEPROM の設定も行われます。
354* `:dfu-util-split-right` - デフォルトのオプション (`:dfu-util`) と同様に、通常のファームウェアが書き込まれます。 ただし、分割キーボードの「右側の」EEPROM の設定も行われます。
355* `:st-link-cli` - dfu-util ではなく、ST-LINK の CLI ユーティリティを介してファームウェアを書き込めます。
356
357### BootloadHID
358
359Bootmapper Client(BMC)/bootloadHID/ATmega32A ベースのキーボードの場合、ファームウェアをコンパイルして書き込む準備ができたら、ターミナルウィンドウを開いてビルドコマンドを実行します。
360
361 make <my_keyboard>:<my_keymap>:bootloaderHID
362
363たとえば、キーマップの名前が xyverz で、jj40 のキーマップを作成している場合、次のコマンドを使用します。
364
365 make jj40:xyverz:bootloaderHID
366
367ファームウェアのコンパイルが完了すると、以下のように出力されます。
368
369```
370Linking: .build/jj40_default.elf [OK]
371Creating load file for flashing: .build/jj40_default.hex [OK]
372Copying jj40_default.hex to qmk_firmware folder [OK]
373Checking file size of jj40_default.hex [OK]
374 * The firmware size is fine - 21920/28672 (6752 bytes free)
375```
376
377ここまでくると、ビルドスクリプトは5秒ごとに DFU ブートローダを探します。
378デバイスが見つかるか、あなたがキャンセルするまで、以下を繰り返します。
379
380```
381Error opening HIDBoot device: The specified device was not found
382Trying again in 5s.
383```
384
385これを実行したら、コントローラーをリセットする必要があります。
386そして下のような出力が表示されます。
387
388```
389Page size = 128 (0x80)
390Device size = 32768 (0x8000); 30720 bytes remaining
391Uploading 22016 (0x5600) bytes starting at 0 (0x0)
3920x05580 ... 0x05600
393```
394 121
395## テストしましょう! 122## テストしましょう!
396 123
397おめでとうございます! カスタムファームウェアがキーボードにプログラムされました! 124おめでとうございます! カスタムファームウェアがキーボードにプログラムされました!
398 125
399使ってみて、すべてがあなたの望むように動作するかどうか確認してください。 126使ってみて、すべてがあなたの望むように動作するかどうか確認してください。
400この初心者ガイドを完全なものにするために [テストとデバッグ](ja/newbs_testing_debugging.md) を書いたので、カスタム機能のトラブルシューティング方法については、こちらをご覧ください。 127この初心者ガイドを完全なものにするために [テストとデバッグ](ja/newbs_testing_debugging.md) を書いたので、ファームウェアの検証とカスタム機能のトラブルシューティング方法について学ぶには、こちらをご覧ください。